『ボーダー』 『第9地区』 を観てきた。


さくらさんと昭島MOVIXまで↓を観に行った。
劇場で1日2本は久しぶり。


『ボーダー』
2008年 アメリカ映画


ニューヨーク市警に勤める熱血漢のターク刑事(デ・ニーロ)と
冷静沈着なルースター刑事(パチーノ)は、これまでに多くの
悪人を逮捕してきた名コンビだった。
そんな2人はある日、凶悪犯罪者ばかりを狙う連続殺人事件に遭遇する。


この二人の共演ということで楽しみにしていたけどすごく微妙。
主演の二人の他に
ドニー・ウォルバーグ
ジョン・レグイザモ
50cent
と顔ぶれは豪華だが、いろいろと残念だった。
デ・ニーロは大ファンだし、パチーノも好きだけど
もうかつての勢いっていうか魅力がない。俺には。
やるのが20年遅かったよ。
『ヒート』についてはたしかに共演だけど
同一画面に二人がちゃんとでてることがないので
実質的な共演は今回が初めてだと俺は思っている。)
2年遅れの公開、公開規模の小ささがこの映画の駄目さを物語ってます…。


↑本編冒頭5分間


2本目。


第9地区
2009年 アメリカ映画 公式サイト


ヨハネスブルク上空に突如宇宙船が不時着。それから28年後、乗船していたエイリアンである
エビ(外見がエビに似ているため)たちは地上に移り、隔離地区である第9地区で難民として
地球人と共存していた。
第9地区を管理するMNU (英:MULTI-NATIONAL UNITED) の社員であるヴィカスは、
エビたちを彼ら専用の居住区域である第10地区に移住させるため、第9地区を訪れるが・・・。
wikiより一部抜粋)


うーん、シチュエーションはかなり好き。
「南アのアパルトヘイト問題への暗喩」と「エンターテイメント」という要素を
両方描いた作品だと思うが、どちらも中途半端になっていると感じた。
低予算でこれだけのクオリティの映画を作る時点ですごいと思うけど
個人的には例えものすごく地味になっても「アパルトヘイトへの暗喩」に
思いっきり偏ってくれた方がよかったかな。
(「エンターテイメント」側はもう「ID4」でやっちゃってるし)
でもまぁ観て損はない映画だと思うし、2010年の押えるべき映画には入ると思う。