『ゾンビ2009』を観た

『ゾンビ2009』鑑賞。

こんな↓話でした。
1.　舞台はアジアっぽい国。漂流している女性(主人公のシャロン)が救助される。
2.　漂流前、謎のゾンビだらけの島で悲惨な目にあい、
　　他の船員は全員死亡。
3.　シャロンの会社の査問委員会。
　　「船員と船はゾンビの島でやられた」とシャロンは
　　言うが頭がおかしいと言われ、さらに解雇される。
4.　なぜか僧になったシャロン。救助から６ヶ月たったが
　　未だに悪夢にうなされる毎日。
5.　ある日、解雇になった会社の人間が現る。
　　「ゾンビ島、マジであったから行ってサンプル拾って別の島で
　　研究してたら連絡が途絶えたからちょっと行ってきて」
　　掌を返し無茶なことを言うおっさん。当然主人公は断るが
　　また悪夢にうなされる毎日。
6.　軍の港。海兵隊的な連中と主人公が潜水艦に乗り込みゾンビ島へ。
　　（島へ行く決意をした場面や説明はいっさいなし）
7.　行ったらゾンビで溢れかえっていて隊員が一人また一人減っていく。
8.　同行した社員が言う。
　　「ゾンビを根絶やしにしちゃらめぇ！これは貴重な発見だし金になるの！」
9.　反対したシャロン、社員に裏切られ殺されかける。
10．救助用信号を送るため、単身アンテナまで行く女兵士は
　　案の定、目的を果たした後死亡。
11．救助待ちの間、次々に死んでいく仲間。残りはシャロンと男兵士一人。
12．ラスト、シャロンは単身ゾンビの巣へ乗り込み、子供ゾンビ（造詣と動きが
　　かなり気持ち悪い。）と親玉ゾンビ（ただの心臓）を破壊。
13．最後の兵士、シャロンをかばって爆死。
14．乗って来た潜水艦が迎えにきてTHE END。

うん、そうなんだ、話がまるっきり『エイリアン2』なんだ。
ニュートやビショップはいない等の細かい違いはあるけど
逆に言うとそこしか違わない。
舞台の国も、主人公はアジア系で寺院もあるのに軍人はアメリカ人っぽい。
いったいどこの国が舞台なのか。
あと、最高にひどいのは潜水艦のシーン。
『クリムゾン・タイド』のシーンをガツンと借用しちゃってます。
そんなに金ないなら潜水艦にするなや。
あほか。
しかもアスペクト比が違うから、『クリムゾン・タイド』からのシーンは縦に伸びちゃってるし
ビデオ撮りとフィルム撮りでまるで画調が違うし。

残念ながら私にはこれを楽しめるのほどのゾンビ愛はないようです。

ゾンビ2009 [DVD]